鬼物語 感想

<鬼物語 感想>

前作の囮物語を超える衝撃はもうないと
思ってたんですが、それは違いました。
個人的には鬼物語の方が衝撃。

それでは完全にネタバレ含みつつ感想です。

語り部が忍になるのかと思っていましたが語り部は阿良々木。
忍の独白部分も長いですが。

伏線として張られていた話なのかと思っていましたが、見当外れ。
張られていた伏線ではなく伏線の裏が主体の物語。
全く予想しなかった結末。
序盤~中盤まで、いや終盤までこんな結末は予想していませんでした。

途中というか終盤までは
余接の登場、阿良々木のメール内容、
忍とのリンクが切れる所、そして臥煙伊豆湖の登場と
張られていた伏線を辿って途中で現れた「くらやみ」の問題を
解決するために神原を呼んだりエピソードと関わった上で
「くらやみ」の問題はどんな形であれ、解決する。

と思っていました。
途中まで、いや終盤までは。
今考えると、そんな伏線を辿るだけの小説なんぞ
西尾維新がする訳ねーだろという感じですが。

結末は「八九寺の成仏」で幕を閉じます。
伏線を張られていたからこそ、なんとなく解決すると
思っていたんですが、完全に裏切られました。

ハッピーエンドでもバッドエンドでも無い物語。
本来あるべき姿に戻った、という話です。
感想をまとめると、ただひたすら感動でした。
途中までは・・・まぁ、感動要素なんてありませんでしたが。
最後が意外過ぎて、そして感動過ぎでした。

扇が最後に登場してまた意味深な発言をしていますが
ここまで来れば大体見当がつきますね。
まぁ・・・そんな簡単に事が進むとは思いませんが。
そのまんま受け取れば『くらやみ』と関係している事は間違いありません。
むしろそのものかも。

花物語で阿良々木と神原の会話では八九寺が
存在している感じで話されていますが
これはもう「成仏した後」で成仏した事を隠していると
考えていいんでしょう。泣いていいですかね。

物語シリーズも残すはあと一巻。
千石との戦い、忍野扇の謎が残っているので
そこが語られる事になると思います。

ともかく、鬼物語は感動しました。特にラスト。
それ以上に悲しかったけど。
間違いなくシリーズで一番感動した作品です。

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